2018年5月31日木曜日

江東区で金属屋根カバー工法!

九州では梅雨入りの発表がありましたが、関東でもはっきりしない天気が続いていますね。
 
今回はスレート屋根のカバー工法の様子をお伝えします。
 
 

 こちらは施工前の屋根の状態です



スレート瓦の先端部が剥離してボロボロです。
建材メーカーのニチハが10年以上前に販売していたパミールですね。



こちらはルーフィングシート(防水シート)を貼ったところです。




屋根は下側から葺き上げていきますよ。



棟板金を納めて雪止めを取り付けて完成です。

表面は遮熱塗装を施してあり、内部には断熱材が入っているので、これからの暑い時期には2階の室温が下がり、冷房費の削減になりそうですね。


2018年5月9日水曜日

外壁塗装の色選び!

外壁塗装の際に色を選んで下さいと言われても一般の人には難しいと思います。
 
塗料メーカーのカタログや日塗工(日本塗料工業会)の色見本もありますが、カタログの見本は小さいので外壁に塗った場合に色が膨張して薄く感じてしまって『イメージと違う!』なんてことにもなります。
 
 
 日本ペイントの標準色
 
 
そこで弊社ではカラーシミュレーションで事前に確認をすることが出来ます。
 
 
施工前(一部画像を加工してます)
 

カラーシミュレーション①
 

カラーシミュレーション②
 

カラーシミュレーション③
 
 
このように外壁の色を変更した場合のイメージが事前に確認出来ます。
 
また、色の変更は外壁や屋根の色だけでなく、破風板や雨樋、雨戸の色も変更が出来ますので、外壁の塗り替えで迷ったら、是非ご相談下さい。
 

2018年5月8日火曜日

江東区外壁塗装と屋根工事。

GWが明けて江東区のK様邸の工事が始まりましたよ。
 
屋根はノンアスベストのスレートが葺いてありましたが状態が良くないので、金属屋根(ガルバリウム)でのカバー工法をお奨めしました。

 
 
 
特に北側の劣化が激しいのは凍害によるものでしょうか?


全景

北側屋根


北側拡大


約10年前~20年前に使用されていたノンアスベストの屋根材には著しく耐久性の低いものがあり、塗装しても早期に剥離してしまうものがあります。

このような場合には金属屋根への葺き替えかカバー工法をお奨めしています。


2018年5月4日金曜日

錆止塗料の性能試験。(まとめ)

以前、色々な錆止め塗料の効果を実証するべく錆びたブリキの缶に錆止め塗装を施しました。
 
あれから8カ月が経過しましたが、どうなっているのでしょうか?
 
 
錆止め塗装の様子(8カ月前)
 
 
上塗り完成(8か月前)
 
 
下の写真が8か月後の様子です。
8か月間風雨と紫外線に曝されて大分錆が出ていますね。
 


8か月後の様子
 
 
下の写真はそれぞれのアップです。 
 
2液型強溶剤錆止め塗料
 
 
1液型弱溶剤錆止め塗料
 
 
錆転換剤
 
 
 錆転換剤+1液型弱溶剤塗料
 

 
意外にも効果は歴然としていました。
錆落としは4種ケレン(マジックロンというナイロンたわしで浮いた錆を落とした程度)ですが、転換剤を使用した部分は錆の進行がかなり抑えられていました。

転換剤を使用していない部分は内部で錆の進行が顕著で、塗膜が浮き上がっています。
カワスキで剥がしてみると完全に塗装の役目を果たしていないのが分かります。
 

 剥離塗膜除去
 
 
 内部の状態
 
【まとめ】
今回の試験では錆が残った状態の鉄部に一般的な錆止め塗料を塗った場合、ほとんど効果がないことが分かりました。
長期間に渡り鉄部を保護するためには、ケレン時に錆を充分に落とすことが肝心だと思われました。
 
また現場の状況などにより充分に錆を落とすことが出来ない場合は転換剤が錆びの奥深くまで浸透して錆の進行を抑えていることが良く分かりました。
 
状況に応じてケレンの方法や錆止め塗料の選択が重要になることが良く分かりました。